2025年07月15日
みなさんこんにちは平本です。7月6日に霞ケ浦で開催されたJB霞ケ浦 第2戦 SDG Marine CUP優勝報告となります!
たまにゲリラ雷雨があるものの、空梅雨で低水位。さらには6月にもかかわらず全国的に酷暑ということもあり、霞ケ浦のシャローは30℃ OVER。bassにとってよろしくないコンディションが続いています。
前週のプラクティスではシャローをがっつりチェック。ドシャローをふらつく個体を見落とさないように目探スイッチをオンにしつつ、わずかなシェイド、葦のエグレ、ブッシュ等を丁寧に撃っていきますが、理由わからず発生した濁りのせいもあるとは思いますが、目視ゼロ、エビボイル&バイトゼロ。相変わらず過酷です・・・。シャローは湯だってしまい過酷な環境にbassが沖に出たと仮定。前日のプラクティスではシャローニアバイの何かとオフショアのチェックに費やしました。
相変わらずかみ合わずノーバイトでさぁ困ったお手上げ状態。ドシャローは多少水質はよくなってきていたものの、水温は上がる一方だったのと、ボディーウォーターが綺麗かつ少し水温が低く環境変化に強いであろう昔言わした浚渫に賭けるプランで挑みました。
当日朝は濃霧の為1hディレイ集合だったので、これはトーナメント時間短くなっちゃうな・・・と思っていたらなんと!1hディレイ帰着になりチャンスが広がりました。実際にリミットメイクは13時過ぎだったので、短かったらと考えると・・・汗
浚渫で削り残された地形は頭に入っているので、その時の風の角度、陽の角度で狙うべきスポットをイメージしていきます。11時過ぎから風が少し強くなってきた事で、カレントが起こりやすく、シェイドを形成するエリアに入り、ヘビーキャロライナでボトムをしっかりとりながらシンカーを極力はねさせないようにトレース。
水深2.5mを超えてくるとキャットフィッシュ連発・・・少しレンジを上げ1~1.5mの超ハードボトムがプライムスポットでした。同じようなスポットを探し撃ち続けての3本きっちり。思い出のエリアが炸裂してくれました。
3B3Fノーミス。浚渫らしいグッドコンディション3本のウェイトは3566g。1本が700gくらいだったので入れ替えたかったのですが・・・
このところ浚渫での優勝を聞かなかった霞ケ浦で、浚渫真っ向勝負を挑み勝てた事は霞ケ浦に向き合うアングラーに少なからずインパクトを与えられたのではないかな?と思っています。まだまだ運・タイミングの要素は強いですが、はやり夢のあるのが浚渫オフショアの釣り。このパターンが生きてくると霞ケ浦が更に楽しくなってくると思います!浚渫が混むのは嫌ですがwww
【タックル】
(3/4oz ヘビーキャロライナリグ)
ロッド:Fenwick GW610CMHP+J
リール:8.1Hiギアベイトリール
ライン:TORAY EXTHREAD 13lb/ルアーリーダー8lb
フック:イチカワフィッシング TG-1
ルアー:3inホグ系ワーム
浚渫3種の神器の1本
(ヘビーキャロライナリグ)
霞ケ浦では定番ですが、リーダーが長いのが特徴です。ロッド1本分くらい取ります。ロッドは昔からこれ一択!霞の浚渫ヘビキャロには不可欠な1本。固いとはじいてしまうし、柔らかいとスタック多発で釣れなくなりますが、MHのP+アクションで3/4ozのシンカーを岩盤の凹凸を思い通りにトレースできます。それが釣れる理由。ベリーでしっかりフッキングしてくれて、たとえそれがヒュージなキャットであったとして強靭なバットが受け止めてくれます。強いのにそれなりにまがってくれるので、フックが伸びる事もほぼなし。安心してファイトできます。
メインラインは岩盤の凹凸に擦れるのでEXTHREAD 。操作性を考慮して13lb。14lbでは操作性落ちるし、12lbでは心もとない中での絶妙な13lbは発売当初からずっとこのセッティング一択です。
ロングリーダーの利点はナチュラルに引っ張っている中で、手前のシンカーが転がったときのイレギュラーアクション、いわゆるちょっとしたリアクションで喰わせのきっかけを与える感じです。シンカーのうるささから遠ざける意味合いもあると思います。
参考にしてみてください!それでは。ENJOY BASS FISHINIG!!!