2026.3.3 トラウトスタッフ 水沼智宏 「解禁釣行での発見」

トラウトスタッフ 水沼智宏 「解禁釣行での発見」

3月1日。今年も私の住む宮城の渓流が解禁いたしました。
毎年ですが、解禁はサビの残った季節感のあるヤマメを釣るのが目標で、今年も解禁日のお昼過ぎ、仕事の休憩時間を使って、とある山へと車を走らせます。

今年は解禁日が日曜日であり、私が沢に降りられる時間はお昼過ぎ…先行者への不安がありましたが、駐車スペースにはタイヤ痕こそあるものの、他のアングラーの車は無く、まずは一安心。
ただ、例年なら途中で進めなくなるくらい雪が残っている場所なのに、林道はおろか日陰や斜面のどこを見ても雪が無い…今年の宮城は比較的雪が少ないのは感じていたがまさかここまでとは思いませんでした。

嫌な予感を感じながら、久しぶりの沢歩きの準備にもたつき、ようやく沢に降りてはみましたが、例年の半分ほどの水量…
『つまりこの沢に関してはもしかしてもう雪代は終わってしまったのか?』と想像しながら釣りを開始するも、久しぶりの渓流タックルでキャストもなかなか決まらず、釣れない時間が続きます…

そして所々に魚はいるのですが、明らかに私が知っている解禁日の魚の動きとは違っていて、自分の釣り方がそもそも合っていなかった事に気づくまでかなりの時間を使ってしまいました。
その後、キャスト位置や流すコース、スピードとレンジを変えてさらに釣り登り、サイズは小さいながらもやっと魚を手にする事ができました。

水沼智宏

この魚を釣った所で、ふと場所移動を思いつき、同じ沢の少し下流部に入渓すると

水沼智宏
水沼智宏
水沼智宏

ここでは、先程釣った魚より季節を感じさせてくれる細い魚と、回復方向に向かった魚という、2つの姿のヤマメに会うことができました。
そして写真に収める事は出来ませんでしたが、2〜3センチほどの稚魚の群れを複数ヶ所で見つける事が出来たのです。
昨秋産卵した卵が孵化し、流れの緩い場所で春を迎えた魚達に会うことが出来たのは、すでに今シーズン1の収穫であり、これ以上人間である私が居る場所ではない気がして、『次は来シーズンの春にまた来よう』と思い、満ち足りた気分で沢から上がる事にしました。

私の場合、3月の解禁からしばらくの間は、比較的水温変化に強い魚を探すために細い沢や上流部に好んで入ります。出会うチャンスが多い事と、今時期しか会えないサビの残った魚に会いたいからです。

そしてその狭い沢やボサ沢で活躍してくれるのが今シーズン発売になったモルフ50SSとラクス50S。どちらもテール1フック仕様にして根掛かりを回避しつつ、ルアーの後ろからついばむようなバイトを取り、腹側に食ってくる魚がいる場合にはその場でフックを1本足せばすぐに使えるバランスの良さからかなり重宝するルアーです。

今回訪れた沢ではサビが濃く残った魚はなかなか手にすることは難しい状況でしたが、仲間から別沢の状況を聞いた感じでは、川の標高や雪の有無、水温や周辺環境の違いで、例年よりも川ごとのバラつきがかなり大きい印象をうけました。

釣行先の川の様々な状況に対応できるよう、ルアーのタイプやウエイトのバリエーションをいつも以上にしっかり揃えて3月の渓流を今年も楽しんでいこうと思います。

【タックル】
ロッド:fenwick FS49SUL-4J“Watershed”BL
リール:カーディナルc3
ライン:PE0.6号
リーダー:LDLフロロティペット4x
ルアー:モルフ50SS、ラクス50S

 

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