2026.06.15トラウトスタッフ 関根裕也「全てが噛み合った午後 尺ヤマメ乱舞の一日」

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トラウトスタッフ 関根裕也「全てが噛み合った午後 尺ヤマメ乱舞の一日」

2026.06.15 関根裕也
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トラウトスタッフ 関根裕也「全てが噛み合った午後 尺ヤマメ乱舞の一日」

こんにちは、群馬県のフィールドスタッフの関根です。

ゴールデンウィーク明けは仕事が忙しく、さらに川は渇水気味で条件も悪く、なかなか魚を釣ることができない日々が続いていた。そんな中、久しぶりに午後の半休を取得し、地元の川へ入渓した。

台風通過後ということもあり、水位は申し分なく、水色も程よい笹濁り。川には思わず期待してしまうような流れが広がっていた。

まずは実績のあるポイントをラクス50Sで探る。何度かキャストすると、水面にギラリと威嚇する魚影が現れた。しかし、なかなか口を使わせることができない。

同じポイントを丁寧に攻め直す。トゥイッチでは反応しなかったため、ルアーを上下にゆっくり動かすアクションへ変更した。その瞬間、下からガツンと突き上げるようなバイト。首の振り方でヤマメだと確信した。

急流から慎重に引き上げると、姿を現したのは31cmほどのヤマメであった。

フィールドの様子
フィールドの様子

「今日は出来過ぎではないか」 そう思いながら写真撮影を済ませ、ゆっくりとリリースした。 さらに川を遡行すると、瀬の中からヤマメが湧き出るように反応する。26cm、28cmクラスの良型が次々と姿を見せてくれた。 普段ならカメラを取り出してしっかり撮影するところだが、贅沢を覚えてしまうと携帯電話で簡単に撮影してリリースしてしまう。こういうところは直したいものである(笑)。

フィールドの様子
フィールドの様子

さらに進むと、いかにも良型ヤマメが着いていそうな淵が現れた。この時期は落ち込みよりも流れの終わりに定位していることが多い。しかし、なかなか反応がない。

立ち位置を変え、ダウンでゆっくりと流してみる。
すると突然、ガツンと食ってきた。

しかし痛恨のフックアウト。
ところが、バレた直後にも再び食い付いてくる。その獰猛さに思わず笑みがこぼれる。
「これは間違いなく釣れる」
そう確信し、再びキャスト。

強めのトゥイッチを入れると、予想通り再びバイトしてきた。かなりの重量感があり、ドラグも勢いよく引き出される。それでもフッキングは完璧であったため、焦らず浅瀬へ誘導する。

そして無事ランディング。
姿を現したのは34cmの雄ヤマメであった。

フィールドの様子

あまりの嬉しさに思わず叫んでしまった。

それでもなぜか、この日はまだ何かが起こる予感がしていた。そのため魚にダメージを与えないよう、一時的に袋へ入れて先へ進むことにした。

その後も良型ヤマメを数匹追加。
そして最後のポイントへ到着した。

この先も泳げばまだ先へ進めるが、この日の満足感は十分である。ここを最後と決めてキャ ストした。

1投目は反応なし。
2投目で大きな魚影が見えた。
プール状のポイントだったため虹鱒かと思ったが、3投目、流れ込みへルアーを送り込み、しっかりと見せるアクションを加える。
するとググッとロッドが絞り込まれた。

かなりの大物である。

一瞬慌てたものの、この日は不思議と落ち着いていた。仮に外れても仕方がない、そんな心境であった。しかしフックはしっかりとカンヌキを貫いており、魚は外れない。

慎重にやり取りを続け、無事ランディング成功。
目測ではあったが31cmほどはあったと思う。体高も素晴らしく、非常にパワフルなヤマメであった。

その後、一時的にキープしていたヤマメ2匹と撮影会を楽しむ。

フィールドの様子
フィールドの様子

ゆっくり釣りをしていたせいか、普段なら2時間半ほどで終わる区間を、この日は3時間以上かけて釣り上がっていた。

慌てて退渓地点へ戻る。
そこでふと、リールを水没させていたことを思い出した。水抜きのためにフルキャストし、適当にただ巻きをしていると、なぜか再びロッドが曲がった。

入渓時に散々ルアーを投げ込んだポイントである。
まさかと思った。

しかし確かにヤマメが掛かっている。
しかもサイズが良い。

こちらも不思議なほど冷静にランディングすることができた。
上がってきたのは、まさかの尺ヤマメ。
数枚写真を撮らせてもらい、感謝を込めてリリースした。

フィールドの様子

満足感と高揚感に包まれながら川を後にする。
これほどすべてが噛み合った日は記憶にない。むしろ怖くなるほどの釣果に恵まれた一日であった。

美しく、力強く、そして人の心を豊かにしてくれる尊い渓魚たち。そして素晴らしい自然環境に心から感謝したい。これから先も、この豊かな環境が変わることなく残り続けてくれることを願うばかりである。

今回の釣行は全てラクス50Sでの釣果だった!
アピール力も強くアップクロス、ダウンクロス全てこなす万能型のルアーだ。
ルアーボックスに是非一つ忍ばせておいてほしい。おすすめカラーはMHヤマメORベリーで決まり。  


【タックル】
ロッド:fenwick GFS52CL-5J
リール:ISUZU BC421SSS T2
ルアー:ラクス50S
ライン:VARIVAS スーパートラウトアドバンス0.6号
リーダー:TROUT SHOCK LEADER 5lb.